お魚モビール

竹ひごと和紙と糸で出来た江戸細工の「お魚モビール」。
色もカタチも一貫して素朴なたたずまいにひとめぼれし、即購入。
モビール
早速、家にかえってベストポイントに吊るしてみる。
ベットに横になったとき自然と視線が向かう、つま先から垂直にのびていったあたりだ。
微妙な空気の流れに、魚たちが思い思いの方向にゆっくりと回りだす。
これは、思った以上にナイス!かも。
しばらく“癒され魚群”に身をまかせていると、だんだんと天井が海にみえてきた。
海面すれすれで戯れる小魚たち。
それを見上げているわたしは、さしずめ海底のサンゴか深海魚といったところか…。
今まで3回シュノーケリングの経験があるが、あの何もかも別世界のワンダーランド
にはいつまでも浸っていたくなる魅力があるんだよね〜、と気分はすっかり海の中。
無重力状態にいるような、からだを海にあずけてフィンだけですすんでいく感覚、
聴覚はダースベーダーのような自分の呼吸音で支配されている。
時折、光が海に差し込んだりすると、キラキラと視界すべてが輝いて見え、
その中をカラフルな魚がすりぬけていったりすると、
もうテンションはあがりっぱなしなってしまう。
そうだ、あれはグレートバリアリーフでのシュノーケリングでのこと。
あまりの美しさに、まさに帰り時を忘れてしまった。
念入りに日焼け止めを塗ったつもりが、南半球の太陽恐るべし。
海上の照り返しは、地上の何倍も強いらしく、
夜には両裏太ももが赤くふくれ上がってしまった。
ただでさえ太いももは膨張し、しかもうつぶせ状態になるとさらに肉はつぶれ、
「もも肉肥大化の山」が出現してしまった。
冷たいタオルで熱をさますものの、あっという間にホットタオルになってしまう。
このタオル交換役を、なんと新婚のダンナさんがやってくれたんですね〜。
はずかしさを通り越して、トホホ指数の針がふりきれてしまう思いでしたとさ。
まさか新婚旅行に出かけて、カチカチ山のたぬきになるとは…。
“癒され魚群”のゆっくり回転は、じんわり記憶の糸をたぐりよせる、
妄想の扉でもあるようだ。
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